デジカメで撮影した場合、プリントをしない方が多いと思います。
私も大半の写真は、プリントをせずデジタルデータでSNS等に公開して終わりです。
デジタルデータは受け渡し簡単だし、保存もラク。
ただ、1回見て終わってしまったり探すのが大変だったり。
画像を見る端末、環境によって色が違うのも困りもの。
よくある例えですが
iPhoneで撮った写真って、iPhoneで見る分には色鮮やかなのに、
Windowsパソコンで見るとくすんで見えたって経験ありませんか?
これ、気のせいではないんです。
Windowsや多くのAndroid端末の色域(色を表示する範囲)とアップル社の色域が違うせいなんです。
同様に、Photoshopで扱ったデータ(AdobeRGBとsRGBを選べますが)も見る環境で異なります。
で、色域の話しをはじめると結構大変なので、以下のページを推奨。
https://www.eizo.co.jp/eizolibrary/other/itmedia02_01/
ディスプレイメーカーのEIZOさんのページです。
色域には、色々な種類があって、これだけの話しでもないので、理屈だけ理解しておいてもらえば〇です。
ぶっちゃけ、私もそんなに詳しくないし(笑)
タイトルの話しに近づけます。
色域を意識してくださったと思いますので、キャリブレーション等の話しには触れずに(笑)
プリントの話しへぶっとびますw
デジタルデータの写真は、人に見せる時に相手の再生環境に合わせる(と言っても厳密にはそれぞれのモニタをキャリブレーションしていないので無理)か、自分でiPadなどを持参して見せるしかないわけですが、相手の手元に残せない(困)
昔から変わらない手段ですが、
紙にプリントしたポートフォリオを作成するしかありません。
プリントするって簡単に書いてしまいましたが、
年賀状印刷に使っている家のプリンタやコンビニの複合機では、前述したモニタの色違い同様にデータで見たものとプリントしたものの印象が大きく異なります。
つまりプリントする意味がない。
理想的なのは、
エプソンやキヤノンの高級プリンタを購入し、しっかりとした用紙を選び、正しい色の照明を使用してモニタの色とプリンタ出力の色を調整するしかないんです。
または、プロラボにプリントをお願いして追い込むか。
これも面倒ですよね。
そもそもそこまでお金をかけられない場合がほとんど。
ならどうするか?
カメラ屋さんでプリントするしかないです(笑)
カメラ屋さんのプリントって、場所を選べば良い感じの店もあるんです。
端末にデータ突っ込んで、その端末の足元から印刷されて出てくる感じのものでなくて
工場に出してくれて、毎回安定した仕上がりで受け取れるものや店舗に大型の印刷機があれば大丈夫。
例えば……ヨドバシカメラ新宿西口店のプリント館
ここで働く店員さんは、フジフイルムの社員さんで、店に大型の印刷機があります(銀塩プリントです)。
その場で対応できるもの出来ないものを明確に教えてくれますし、サポートもある程度期待できます。
(一時期、店員さんの中で態度が悪い方もいましたがw)
一般的なプリントと上質なプリント、さらに細かな注文を受け付けてくれるタイプまで選べます。難点は、紙の種類が少ないことでしょうか。
良い点は、価格がプロラボの数分の1(笑)
写真展などで拘りのプリントをしたい時は別の方法を推奨しますが、日常的にプリントするのであれば、良いと思います。
ご自分で現像する方は、プリンタが勝手にやってしまう色調整機能とトリミングをオフにしてくださいね。また、試し印刷を何度かしてフジフイルムの機械の特徴を掴む(ご自宅で現像の際にプリンタに合わせた調整をする)と良いと思います。
上級者向けの内容ではありませんが、大きくプリントしてみるのって良いものですよ。
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