ワークショップの第二回は、
「日中シンクロを含めた光の使い方」をテーマに江の島で撮影を試みました。
天気は晴れ。雲が少々。
日中シンクロやハイスピードシンクロを使ったことがなかったメンバーもいたので、試してみる機会としては良かったのではないでしょうか。
日中シンクロについて簡単に解説を行って、良い点悪い点を説明。
ストロボ無しの状態の逆光で、実際に撮ってから日中シンクロと比較。
次に、日中シンクロからハイスピードシンクロを試して、場所移動。
メンバー毎にフリーの撮影時間を設けた形となります。
反省点としては、ソニーのカメラはAモードなどを使うと逆光でもかなりいい感じに撮れることを知りませんでした(笑)
また、ソニー純正ストロボの知識がなく参加者が持ってこられた機材について十分にフォローできなかった点、申し訳なかったです(とは言っても個々の機材はフォローしきれないので、概念的な話しをするしかないのですが)。
ストロボは、できるだけ使いやすいものを推奨します。
理解できないと持ち出し機会が減ってしまいます。
⇒ストロボの話しを今度書きます。
海辺の岩場を使用した撮影を行った後は、場所を移動して
ヨットハーバ横の公園でフリーの撮影。
最後は、砂浜での夕景撮影となりました。
夕景撮影もストロボを使用する場合、そうでない場合など試していただき日没後の残照まで撮って終了。
夕景は、日の入り時間との勝負となるため数人で回す場合、時間管理にシビアになってしまいました。
主宰としては、各人が楽しめたか気になるところですが
モデルさん、参加者の皆さんの何かの役に立てていれば良いのですが。。。
※写真の下にもテキストが続きます。
ストロボを使用していないものとしたもの比較。
ストロボ使用は、日の入り直後で、時間的なズレがあります。
■重要(?)
夕景や日中でストロボを使うことは1つの表現です。
正解ではありません。どう撮りたいかをイメージしてそのこに近づけるために自然光のみで撮るのか、ストロボを使用するのか?
使うならどう使うか?
を考えていく必要があります。
また、ストロボの使用方法も直射なのか光の方向を絞るのか?なにかでモディファイヤでデュフューズするのかなどなど考えていく必要があります。
今回は、ワークショップで参加者がライトスタンドの代わりとなってストロボを手持ちしましたが、個人で撮影をする場合、ライトスタンドを設置して調整する手間も増えます。
夕景では日が沈むスピード(速い)を目の当たりにして、慌てずに調整するメンタルも必要です。
砂浜では、ライトスタンドは立ちにくく、倒れる危険もあります。
さらに、海側から当てたい場合は、水際にスタンドを立てることや、水平でない斜面に設置することも考えておかなければなりません。
何事も練習だと思いますので、こういった試す機会は大切だと思います。
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今回のモデルは、あやめさん。
使用機材は、ソニーのα9(ILCE-9)、SIGMA 35mm F1.2 Art、Prpfoto A1 です。
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